FF XI
・星の輝きを手に
Maat : どうじゃ、ここまでやってきて?
いろいろとつらいこともあったろう。
Maat : じゃが、初めての冒険者を
志したあの日を思い出してみるがいい。
今のお前さんは、あの時の姿を雲の上から眺めて
おるような気分じゃろう。
Maat : 上を見ればきりがないというが、
たとえ届かぬとしても、常に上を目指さねば
人は人でなくなる。
Maat : じゃが、長きに渡って
ワシとお前さんとで紡いできた限界をめぐる物語も
ついに最終章をむかえようとしておる・・・・・・。
Maat : まずは最初の1頁をめくるために
「偉大な戦士の証」を手に入れ、ワシに見せてくれ。
お前さんなら、たやすいことだろう?
Wolfgang : マート様!
Maat : ウォルフガングか、なんじゃ?
Wolfgang : そろそろ時間です。お願いします。
Maat : うむ。
Wolfgang : マート様、また冒険者を相手に
しておられるのですか? お遊びはほどほどに
していただかないと・・・・・・。
Maat ; フン、これはワシの趣味じゃ。
お前にとやかく言われることではない。
こやつなんぞ、もうお前がかなう相手では
ないかもしれぬぞ。
Wolfgang : ・・・・・・。
とにかく私は先に行っておりますゆえ、
お手合わせよろしくお願いします。
Maat : 邪魔が入ってしまったな。
では、さきほど言ったように「偉大な戦士の証」を
手に入れ、持ってくるがいい。ワシはちょいと
ヤボ用をすませてくるとするか。
Maat : 「偉大な戦士の証」を手に入れ、
持ってくるがいい。それが限界をめぐる物語の
最終章の始まりなのだ。
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